アストロズ、青木はリードオフマン最有力候補。打線充実、投手陣は先発2枚看板復活がカギ【MLBチーム分析&キャンプ編】
2017/02/15
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昨季はアメリカン・リーグ西地区3位に終わったヒューストン・アストロズ。
先発投手陣が軒並み不調、野手陣もリーグワースト2位の三振数を記録するなど、安定感に欠ける内容であった。また、今オフには多くの野手がFAとなるため、勝負の年となる。
野手陣はジョージ・スプリンガー外野手、ホセ・アルトゥーベ内野手、カルロス・コレア内野手などが中心となり、破壊力抜群の打線を形成していた。
しかし、主力が右打者に偏っており、左打ちの打者が不足していた。そこで、オフには青木宣親外野手を始め、指名打者のカルロス・ベルトラン、ブライアン・マッキャン捕手、ジョシュ・レディック外野手の補強に成功。既存の大砲たちと強力打線を構築することが期待される。
投手陣はダラス・カイケル投手、コリン・マクヒュー投手の復調が期待される。2015年に20勝を上げ、サイ・ヤング賞を受賞したカイケルは、昨季は9勝12敗、防御率4点台と精彩を欠いた。マクヒューも、2015年に19勝を上げる活躍を見せたが、昨季は13勝10敗、防御率4点台と成績を落とした。
3番手以降にはマイク・ファイアーズ投手、ダグ・フィスター投手、クリス・デベンスキー投手なども控えており、ローテーションの中心となる2枚看板の復活が待たれる。
ブルペン陣はWBCに出場するルーク・グレガーソン投手など、粒揃いな陣容を誇っているだけに、先発陣の安定感がチーム躍進のカギとなるだろう。