レッドソックス、剛腕セール補強でMLB最強先発3本柱!ベテランと若手融合し世界一奪還へ【MLBチーム分析・キャンプ編】
2017/02/16
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昨シーズンは激戦のアメリカン・リーグ東地区を制し、2013年以来の世界一を期待されたボストン・レッドソックスだが、地区シリーズでクリーブランド・インディアンスに3連敗。リーグ優勝すら逃してしまった。
しかし、オフには昨シーズン233奪三振を記録し17勝を挙げたクリス・セール投手をシカゴ・ホワイトソックスから補強。昨シーズン22勝を挙げ、サイ・ヤング賞に輝いたリック・ポーセロ投手、3年連続で15勝以上を記録しているデビッド・プライス投手と組む先発3本柱はMLBでも最強クラスだ。
一方で野手は、昨シーズンのMVP投票2位に輝いたムーキー・ベッツ外野手、WBCオランダ代表のザンダー・ボガーツ内野手、ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア外野手など若手の成長が光る。また、ダスティン・ペドロイア内野手やハンリー・ラミレス内野手などのベテランも健在でバランスの良いチームは今年も変わらない。
スプリング・トレーニングの招待選手にはMLBで実績を既に残している選手も目立つ。
カルロス・クエンティン外野手は2008年にシカゴ・ホワイトソックスで36本塁打、100打点を記録し、シルバー・スラッガー賞にも選ばれたベテランだ。アレン・クレイグ内野手は2012年にセントルイス・カージナルスで22本塁打95打点を記録している。
また、昨シーズンにオリックス・バファローズに所属していたブライアン・ボグセビック外野手の名前が招待選手の中にあるのも気になるところだ。
レッドソックスは14日に投手と捕手の練習が始まっており、17日に野手も含めた全体練習が開始される。