【MLB】イチローは「50歳までプレーできる」。マーリンズ監督が語る4000本安打への期待
2017/02/20
Getty Images
昨シーズン、MLB通算3000本安打を達成、また、日米通算4308安打とし自身の持つプロ野球における通算安打数の記録を塗り替え続けるイチロー外野手は、マイアミ・マーリンズで3年目のシーズンを迎える。
スプリング・トレーニングも始まり、シーズンに向け調整を重ねるが、18日にマーリンズのドン・マッティングリー監督がイチローに関してコメントした。
「もしかしたら私たちは4000本安打を話題にするべきかもしれない。なぜなら3000本安打への道のりがとても良かったからだ。イチのことは完璧なプロだと思っている。プレーすることが好きだし、全ての状況において準備をするしね」
現在、MLBで積み重ねてきた安打数は歴代24位の3030本。残り970本で4000本安打を達成することができる。
「イチの良いところは、50歳まで野球をする計画を立てているところだ。今年が最後の年で(シーズンを)頑張って耐え抜こうとしているといったことではなく、まだまだプレーを続けることを望んでいることだ」
50歳まで現役を続ければ、4000本安打も全く不可能な数字ではないだろう。MLBの歴史で野手として50歳以降に試合に出場した例は数件あるが、常に高いレベルでプレーを続けて50歳を迎えた選手はいない。
しかし、これまで異次元のレベルでプレーをしてきたイチローなら、その言葉にも現実味があると言えるだろう。しかし、50歳はまだまだ先のことである。まずは、43歳のシーズンを高いレベルで過ごし、そして、1年1年の積み重ねの上でようやく見えてくる世界である。