【MLB】ジーター氏「常にポジティブでいろ」。ヤンキース若手選手20人とディナー
2017/02/23
Getty Images
ニューヨーク・ヤンキースを2014年に引退し、「ザ・キャプテン」の愛称で知られていたデレック・ジーター氏がヤンキースの期待の若手選手20人をディナーに連れて行ったと、『AP通信』が22日に報じた。
ジーター氏は、ヤンキース一筋で20年間に渡って3465本もの安打を積み重ねたスーパースターで、彼の着用していた背番号「2」は昨年ヤンキースの永久欠番になったばかりである。そんなジーター氏が、引退後に毎年続けていることが、キャンプ中に若手選手を連れてディナーに行くことである。
20歳のジャスティス・シェフィールド投手も参加した選手の1人だ。今回の参加が初めてで、「彼がレストランに入ってくると、自分が微笑んでいることに気が付いた。だって、彼はジーターだ。素晴らしすぎる。その場にいる全員が彼に釘付けになっていた。そして、彼は素晴らしいフィードバックをくれた。彼はとてもオープンな人で、全員が聞いた全ての質問に対して、ポイントを押さえた回答をしてくれた」と話している。
そして、ジーター氏から教わった教えの1つは、常にポジティブでいろということだという。「彼は物事をネガティブに考えることが好きではないんだ」とシェフィールドは答えた。
また、今回が2回目の参加だというジェームズ・カプリエリアン投手も、特別な時間だったと振り返る。「とてもカジュアルで、彼はフィールド内外について何でも聞いてくれ、可能な限りベストに答えるからと言っていた。ディナーの時間はそこにいた私たち全員にとってとても特別な時間だった」
ディナーに参加した若手選手にとって、今後の人生の上で忘れることができない1日となった。彼らの中からジーター氏と同じようにヤンキースを長年背負う選手が出ることを、ファンもジーター氏も願っているだろう。