【MLB】ヤ軍・日系人捕手も「全ての投球が良かった」と絶賛。田中将大が実戦登板で好投
2017/02/24
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、来週のオープン戦に向けて、ブルペンで44球、実戦形式で30球の計74球を投げた。実戦形式では、チェイス・ヘッドリー内野手に単打を浴びたものの、クリス・カーター内野手を併殺打に打ち取るなど、上々の出来だったようだ。
田中は、「全体的に、身体の調子は去年の同じ時期に比べて良い。少しだけ前に進んでいると思う。今年は昨年より少し早くトレーニングを開始したから」と『AP通信』に語った。
また、バッテリーを組んだ日系人捕手のカイル・ヒガシオカも田中の投球を賞賛する。
「彼の全ての投球が良かった。すごく良い感じに見えた。カットボールもスライダーも良く、スプリットは最高だった。彼の今の状態は相変わらず良いのではないか」
昨シーズンは14勝4敗、防御率3.07、165奪三振と活躍したが、昨季を超える成績が期待できそうだ。また、今シーズン終了後には、契約を破棄して再契約も可能である。最高のシーズンを過ごせば、MLBでの更なる地位を求めることもできるのだ。
今季もヤンキースの開幕投手に指名されたメジャー4年目の田中将大。名門ヤンキースの世界一奪還はこの男にかかっていると言っても過言ではない。