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【MLB】マーリンズ・田澤、レ軍時代の“タッグ”再び。最高の起用法で成績向上へ

2017/02/24

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Getty Images



 今シーズンからマイアミ・マーリンズでプレーをする田澤純一投手だが、彼の起用法は明確には定まってはいない。しかし、ホアン・ニエベス投手コーチなら最高の起用法を見つけてくれそうだ。
 
 田澤とニエベスコーチは、ボストン・レッドソックス時代の2013年と2014年シーズンに同じくタッグを組んでおり、その2シーズンは田澤にとってもキャリアで最高のシーズンであった。フロリダの地元紙『サン・センチネル』では、田澤とニエベスコーチの再会に関して、23日に特集記事を組んでいる。
 
 ニエベスコーチは、スプリング・トレーニング中に早速、田澤の改善点を見つけたようだ。コーチによると、投球の際の腕の角度が高すぎるという。田澤はベストな投球フォームに調整して、シーズンに臨むことになるだろう。
 
 また、ニエベスコーチは田澤の起用法について、「より短い役割で、ストレスのかからないイニングで使われるだろう」とコメントをしている。キャリアでは8回の登板が最も多い田澤は、昨季も登板のほとんどが7回と8回の登場とプレッシャーのかかる場面での登板が続いていた。
 
 そのため、今季はよりプレッシャーが軽減される5回や6回での登板も増えることになるだろう。どのように田澤の力を最大限に引き出せるかが、ニエベスコーチを含む首脳陣の課題である。
 
 一方で、田澤はニエベスコーチに関して「高いコミュニケーション能力を持っており、選手のことをよく考えてくれるコーチ」と評する。ニエベスコーチとの再会は新天地の田澤にとっても心強いだろう。
 
 現段階では、従来のようにセットアッパーを任される可能性は低そうだが、ニエベスコーチと組んでいたレッドソックス時代の投球をすることができれば、間違いなく8回を任せられることになるだろう。ここ2シーズンは成績が下降しているが、ニエベスコーチとの化学反応に期待したい。



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