【MLB】“完全試合男”バーリーの背番号が永久欠番に。ホ軍で11年連続2ケタ勝利
2017/02/26
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シカゴ・ホワイトソックスは23日、マーク・バーリー投手の背番号「56」を永久欠番に指定することに決めたと球団が発表した。6月24日の試合前にセレモニーが行われる模様。
バーリーは、2000年から2011年までホワイトソックスで過ごし、2001年から11シーズン連続で2ケタ勝利と200投球回を達成。2005年にはエースとしてチームをワールドシリーズ制覇に導いた。
また、2007年にはテキサス・レンジャーズを相手にノーヒットノーランを達成し、2009年にはタンパベイ・レイズを相手にMLB史上18人目の完全試合を達成。タイトルとは無縁ではあったが、MLBの中でも屈指の安定した成績を残す先発投手として名を馳せた。
ホワイトソックスでの12年間の成績は161勝119敗、防御率3.81、2476回2/3を投げて1396奪三振を記録している。
ちなみに、まだ正式に引退を表明してはいないが、現時点でのキャリア最終年にあたる2015年はトロント・ブルージェイズに在籍し、15勝8敗、198回2/3を投げて防御率3.81、91奪三振と、15年連続2ケタ勝利は達成したが、15年連続の200投球回にはわずかに届かなかった。
ホワイトソックスの永久欠番は、全球団共通であるジャッキー・ロビンソン氏の「42」を含めると、バーリーで12人目の制定となる。最近では、バーリーと同時期に活躍したポール・コネルコ氏の「14」が2015年に制定されている。
6月24日のセレモニーは大いに盛り上がるに違いない。6年ぶりにホワイトソックスのファンの前に姿を現す時を、本人も楽しみにしているだろう。