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阪神のエースもつけた名選手の系譜 ジャイアンツ青木の背番号「23」

サンフランシスコ・ジャイアンツに入団した青木の背番号が今年も「23」になることが決まった。ジャイアンツでは過去に偉大なる選手が着けている番号だ。

2015/01/23

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コーチから愛着のある背番号23を譲り受ける

 2015年は活躍の舞台をサンフランシスコ・ジャイアンツに移す青木宣親。先日行われた入団会見では、背番号が23になることも発表された。23といえば青木にとっては長年背負ってきた愛着のある番号だ。
 2004年ヤクルトに入団してからの6年間、そしてワールドシリーズを戦った昨年、ロイヤルズで背負ったのもこの23番。青木の前にこの番号を背負っていたベンチコーチのロン・ウォータスが快く譲ってくれたのは、青木にとって朗報だろう。『abcNEWS』が報じた入団会見の記事でも青木の以下のようなコメントが載っている

“Twenty-three is a lucky number to me,” Aoki said. “I know that one of the coaches wears No. 23. I heard he likes to play golf, maybe I can buy him some golf clubs and maybe even a Rolex.”
「23は自分にとってのラッキーナンバー」と青木は言う。「コーチの1人が23番を着ていたことは知っています。彼はゴルフが好きだと聞いたからゴルフクラブかロレックスでも彼に送ろうと考えています」

 日本ではあまりなじみがないが、メジャーでは背番号を譲ってもらったらそのお礼に何かプレゼントを贈るのが一般的だ。
 2012年ヤンキースに移籍した黒田は18番のお礼に当時ヤンキースにいたアンドリュー・ジョーンズにルイ・ヴィトン製のサンダルをプレゼントしている。
 昨年はサインコレクターとして有名なカージナルスのパット・ニーシェックがジョン・ラッキーからベーブ・ルースのサインボールをお礼にもらって話題になった。変わったところではビール2ケースと交換に28番をもらったミッチー・ウィリアムス(元フィリーズ)のような選手もいる。

 奥さんである佐知さんも夫のプレゼントとは別に、ウォータスの奥さんであるローリエ夫人に何かお礼をと考えているそうだ。そちらも合わせて何を送るのか楽しみだ。

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