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【MLB】アストロズ・青木、米紙で開幕スタメン予想。持ち味の高出塁率を活かし強力打線の“火種”に

2017/03/28

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 ヒューストン・アストロズの青木宣親外野手が、開幕スタメンに名を連ねることが予想されている。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では打率.182と不本意な結果に終わってしまったが、準決勝の米国戦では劣勢の中2四球を選び出塁するなど、不調ながら持ち味を発揮する場面を見せた。
 
 今季から青木がプレーするアストロズの打線は、昨季アメリカン・リーグ9位の198本塁打を記録した。しかし、一方でリーグワースト2位の1452三振を喫し、三振が少なく出塁が期待できる打者が求められていた。また、昨季のスタメンは右打者に偏ることが多く、左打者の補強は急務だった。
 
 そして、青木宣親、ジョシュ・レディック外野手、ブライアン・マッキャン捕手といった左打者を補強。打線の弱点をしっかりと補強し、開幕を迎えることになった。
 
 米サイト「スポーティング・ニューズ」では、アストロズの開幕スタメン、ローテーションを予想する特集が組まれている。
 
 打線は、ジョージ・スプリンガー外野手、カルロス・ベルトラン外野手、ホセ・アルトゥーベ内野手、ブライアン・マッキャン、カルロス・コレア内野手など、ベテランから若手に至るまでの中距離・長距離砲を擁する強力なものとなっている。また、昨季メジャーデビューを果たしたユリエスキ・グリエル内野手もコンバートされた8番・一塁でスタメン入りが濃厚と見られている。
 
 そして、青木は9番左翼でスタメン入りが予想されている。青木以外のスタメンには本塁打20本以上を期待できる選手が多くなっているが、安定した出塁率を残せる選手は少ない。
 
 そこに青木が入ることで、上位打線に走者を出した状態で回すことが可能になる。上位から下位まで抜け目のない打線を構築しているだけに、出塁機会が増えれば得点の可能性は大いに高まるだろう。
 
 先発陣は、エースのダラス・カイケル投手、コリン・マクヒュー投手、若手有望株のランス・マックラース投手らが開幕ローテーション入りと予想されている。また、ルーク・グレガーソン投手やケン・ジャイルズ投手などを筆頭としたブルペン陣も粒揃いだ。
 
 打線が強力なだけに、あとは投手陣が安定感ある投球を見せれば、自ずと勝ち星は伸びてくるだろう。
 
 青木は強力打線の一角として持ち味を発揮し、チームの得点力向上、勝利に貢献することが出来るだろうか。



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