【MLB】OP戦無失点記録が途切れたヤ軍・田中。黒星を喫すも防御率0点台で開幕戦へ
2017/03/29
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が開幕前、最後のスプリングトレーニングで先発登板、デトロイト・タイガースを相手に5回3安打6三振2失点(自責点1)という内容でマウンドを降りた。
オープン戦で無失点を続けてきた田中将大。この日は初回にWBC米国代表のキンズラーに左前安打を許すと、続くプレスリーに二塁打を浴び早々と失点。スプリングトレーニングでの連続無失点記録は18回2/3で途切れることとなった。
さらに味方の2つのエラーが絡み、もう1失点するも、2回以降は併殺打を2つ含む完璧な投球を披露。5回には2奪三振を記録し、初回の2失点のみでマウンドを降りた。
試合はタイガースがヤンキースを6対3で下し、田中にはスプリングトレーニング初黒星がついた。
この日の投球を終えて、田中のスプリングトレーニングの成績は3勝1敗、23回2/3を投げ、自責点1、28三振、防御率0.38としている。
ヤンキースは4月2日にタンパベイ・レイズを相手にシーズンが開幕する。レイズの開幕投手はWBC米国代表のクリス・アーチャーだ。アーチャーも同日に最後の調整を終え、絶好調でシーズン開幕を迎えることになる。
田中のMLB4年目はどれほど驚異的な投球を見せてくれるのか。選手もファンも大いに期待している。