【MLB】前田健太、ナ・リーグ西地区最高の3番手との評価。貴重な先発右腕として役割を果たせるか
2017/04/01
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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、地区内で最高の3番手投手という評価を受けている。
米紙「ロサンゼルス・タイムス」では、シーズン開幕前にナ・リーグ西地区の各球団の開幕ローテーションを予想し、昨季の成績やセイバー系サイト「ベースボール・リファレンス」に掲載されている指標などに基づいて格付けを行う特集を組んでいる。
また、同企画では5番手投手が定まっていないチームもあるため、4番手までが対象となっている。
前田はクレイトン・カーショウ、リッチ・ヒルに続く3番手部門のランキングで1位選出された。「現役最強左腕」と称されるカーショウは1番手部門で1位、ヒルも2番手部門でジョニー・クエトに次ぐ2位と好成績を残すことが期待されている。
前田はコロラド・ロッキーズのタイラー・アンダーソン(5勝6敗 防御率3.54)、サンフランシスコ・ジャイアンツのマット・ムーア(13勝12敗 防御率4.08)などと比較されているが、175回2/3を投げ、16勝(11敗)、防御率3.48という成績は他球団の選手と比較しても優秀であった。
また、同記事では企画の結果を受け、ドジャースの先発ロースターは地区内で最も優れているという結論を出した。そして、地元紙らしくドジャースの躍進を期待するコメントで記事を締めている。
現在、ドジャースの先発ローテーションは左腕が多く、前田が唯一の右腕先発投手となる可能性が高くなっている。そのため、前田にかかる期待は昨年に比べて大きくなっているようだ。
前田は、カーショウ、ヒルらと共に今年もローテーションを支え続け、チームの優勝に貢献することが出来るだろうか。