【MLB】マーリンズ、ブルペンに左腕が1人もいない状況で開幕。対左被打率の低い投手で補う方針へ
2017/04/03
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現地時間2日、MLB公式サイトでイチロー外野手、田澤純一投手の所属する、マイアミ・マーリンズの開幕ロースターが発表された。
両日本人選手は開幕25人枠入りを果たしたが、チームには新たな問題が浮上。救援陣に左腕投手が1人もいない状況で開幕を迎えることになった。
先発陣にはチェン・ウェイン、アダム・コンリーが左腕として控えているが、唯一の左腕リリーフとして期待されていたハンター・セルベンカはオープン戦10試合登板で防御率4.66と結果を残せなかった。
そのため、対左打者の被打率が高くないデービッド・フェルプス、ブラッド・ジーグラー、A.J.ラモス、そして田澤の4人が相手打線に左打者が並ぶ際のリリーフとして活躍すると見られている。
また、マーリンズにはその他にもカイル・バラクロウ、ダスティン・マゴワンなどといった優秀な中継ぎ右腕が控えている。左腕のセルベンカはこれらの選手を前に、結果を残せなかった故にマイナー行きとなった。
救援左腕は0だが、それでもブルペン陣は非常に強力なマーリンズ。打線は粒揃いなだけに、手薄な先発陣を支え、チームの躍進に繋げたいところだ。
マーリンズの開幕戦は、日本時間6日午前8時05分にプレイボールの予定となっている。