【MLB】アストロズ・青木、5日は途中出場で活躍も、現地では出場は右投手の場面に限定と示唆
2017/04/07
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ヒューストン・アストロズの青木宣親外野手が、現地5日のシアトル・マリナーズ戦に途中出場し、持ち味を最大限に活かしチームの勝利に貢献。アストロズは5-3で開幕3連勝を飾った。
マリナーズ先発・パクストンが左投げであったために、右打ちのマリスニックにスタメンを譲り、2日連続のベンチスタートとなった青木だったが、8回の守備から途中出場。
青木は9回に四球、11回には犠打、13回には凡退すれば試合終了の場面で左前安打を放ち、続くスプリンガーの逆転サヨナラ3点本塁打に繋げる巧打を披露。
出場2試合でしっかりと出塁し、9番打者として役割を果たしている青木だが、米「CBSスポーツ」では、今後も青木は右投手が先発登板する際にのみスタメン出場となることを示唆している。6日のマリナーズの先発は左投げのミランダの予定であり、青木がベンチスタートとなっても不思議ではないと評されている。
併用が続くマリスニックは26歳と若い右打者で、守備力に定評があるが、この日の試合でも代打を送られるなど、打撃面に難を残している選手だ。
打力、選球眼に関しては青木の方が優れているが、若手に出場機会を与えるという意味で青木の出場機会は限られたものとなる可能性が高い。
しかし、出塁率が低い選手が多いアストロズで、持ち味の安定した打率、高出塁率を残すことが出来れば、不動のスタメンとして名を連ねる可能性も十分あり得るだろう。