【MLB】川崎、古巣・トロントからも日本復帰を惜しまれる「ファンから愛され、絶大な人気を誇った」
2017/04/08
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福岡ソフトバンクホークスの川崎宗則内野手の日本球界復帰が、2013~2015年に所属していたトロント・ブルージェイズの本拠地・トロントでも惜しまれている。
カナダ紙「スポーツ・ネット」では6日付で、惜しくもブルージェイズを去ってしまった選手を紹介する特集を掲載。
記事では、エドウィン・エンカーナシオン(現クリーブランド・インディアンス)、アダム・リンド(現ワシントン・ナショナルズ)、ノア・シンダーガード(現ニューヨーク・メッツ)、R.A.ディッキー(現アトランタ・ブレーブス)などといったビッグネームに並び、川崎もその内の1人として紹介されている。
ムードメーカーとしてチームメイトやファンに大きな影響を与え、正遊撃手のホセ・レイエスが故障した際には代わりに遊撃を務め、レイエス復帰後も二塁手として出場するなど、川崎はブルージェイズに様々な功績を残してきたことで、未だにトロントでは人気が高いようだ。
川崎は昨季、シカゴ・カブスで14試合に出場。ポストシーズンでは、ロースター入りをしていないにも関わらず、チームに帯同し、ベンチやクラブハウスでチームメイトを鼓舞し続けた。そして、108年ぶりとなるカブスのワールドシリーズ制覇に立ち会った。
しかし、カブスはファンから愛され、絶大な人気を誇った35歳の川崎をスプリング・トレーニング終盤で放出。川崎は数日後に帰国し、ソフトバンクと契約となったことを紹介している。
また、同記事では「おそらく、川崎のメジャーでのキャリアは終わってしまったが、ヤフオク!ドームでの入団会見を見る限りでは、川崎は全く意気消沈していないだろう」と評している。
米国、カナダで一躍人気者となり、多くのファンの心を掴んだ川崎。復帰したソフトバンクでも、持ち前の明るさでチームを盛り上げたいところだ。