【MLB】ヤンキース、逆転負けで3連敗。救援陣誤算で田中の今季初勝利も消滅
2017/04/09
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現地8日(日本時間9日)、ニューヨーク・ヤンキース対ボルチモア・オリオールズの一戦が、オリオールズ本拠地・オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズで行われ、田中将大投手が先発登板。
試合はオリオールズが終盤に逆転に成功し、5-4でヤンキースを下した。
ヤンキースは3連敗、一方のオリオールズは開幕から負けなしの4連勝となった。
田中は初回、走者を背負うも後続を併殺に打ち取る上々の立ち上がりを見せ、3回まで無失点に抑えていた。
しかし、田中は4回以降に突如制球を乱し、失点に繋げてしまった。
4回に3番・マチャドに四球を与え出塁を許すと、6番・カスティーヨに適時打を浴び1点を失う。また、その後も二死満塁のピンチを招いたが、9番・ハーディを投ゴロに打ち取り、ピンチを凌いだ。
5回にも安打と死球でピンチを作ると、3番・マチャドの適時二塁打、5番トランボの遊ゴロの間に2失点。そして、この回も2イニング連続となる満塁のピンチを作ってしまったが、7番・金賢洙を見逃し三振、8番・スコープを捕飛に打ち取り、リードを守り切った。
田中は球数が90球を超えていたこともあり、この回で降板。5回を投げ6奪三振、5四死球、3失点という内容だった。
しかし、田中の降板後に救援陣が逆転を許してしまい、打線も反撃及ばずチームは敗戦。田中の今季初勝利も消滅してしまった。
田中は、今回の登板では失点こそ抑えたが、制球を乱し6四死球と、再び今後に課題を残す投球となった。