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【MLB】レッズ右腕アローヨが3年ぶりメジャー登板。黒星喫するも懸命のリハビリ実る

2017/04/09

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 シンシナティ・レッズ対セントルイス・カージナルスが、8日(日本時間9日)にブッシュ・スタジアムで行われ、10-4でカージナルスが勝利した。レッズ先発のブロンソン・アローヨ投手が、黒星は付いたものの2014年以来3年ぶりのメジャー登板を果たしている。
 
 試合は、カージナルスが初回からアローヨに襲い掛かる。1死から2番のアレドミス・ディアスが左中間にホームランを放つと、WBCでプエルトリコ代表として活躍した5番のヤディア―・モリーナもタイムリーツーベースヒットを放ち、2点を先制する。
 
 レッズは4回にユージェニオ・スアレスのタイムリーツーベースで1点を返したが、直後にカージナルスが先発投手のマイケル・ワカのタイムリーヒット、さらにディアスのこの試合2発目となる3ランホームランで突き離し、試合の流れを渡さなかった。
 
 その後も6回に3得点するなど着実にリードを広げたカージナルスは、終盤に再び反撃を受けたが、リリーフ陣が踏ん張って勝利をものにした。
 
 敗戦投手となったアローヨは、アリゾナ・ダイヤモンドバックスに所属していた2014年に右肘側副靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を経験。その後アトランタ・ブレーブス、ロサンゼルス・ドジャース、ワシントン・ナショナルズと移籍しながら懸命にリハビリを重ねていた。
 
 3年ぶりのメジャー登板は、2013年まで所属していた古巣レッズのユニホームを着て迎えた。4回を被安打6、与四球3、奪三振3、失点6という成績だったが、苦しい日々を乗り越えて晴れ舞台に立てたことはキャリアの上で大きな一歩になっただろう。



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