【MLB】Rソックス、接戦制し連敗ストップ。先発ポーセロが古巣相手に8奪三振
2017/04/10
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ボストン・レッドソックス対デトロイト・タイガースが、9日(日本時間10日)にコメリカ・パークで行われ、7-5でレッドソックスが接戦を制した。
初回に1点を先制されたレッドソックスは、直後の2回に1死一塁からサンディ―・レオンがツーベースヒットで二、三塁とチャンスを広げる。2死となったが、続くマルコ・ヘルナンデスがレフト前へタイムリーヒットを放ち、同点に追いついた。
その後1点を勝ち越されたものの、3回にはミッチ・モアランドが今季初打点となるタイムリーツーベースヒットを放って再び同点。試合は序盤で2-2と点の取り合いとなった。
3-4と1点ビハインドで迎えた8回、レッドソックス打線が爆発する。タイガース3番手のブルース・ロンドンから無死満塁と絶好のチャンスを作ると、代わって登板したカイル・ライアンからブロック・ホルトが冷静に四球を選んで押し出し、同点とする。
なおも満塁で、レオンが再びセンター前へ2点タイムリーヒットを放ちついに逆転に成功。この試合初めてリードを奪った。その後も加点し7-4としたレッドソックスは、抑えのクレイグ・キンブレルが反撃を振り切って勝利。連敗を2で止めた。
先発のリック・ポーセロは、2014年まで所属した古巣に対して6回を被安打11、失点4(自責点3)と苦しんだが、8奪三振を記録。
昨季22勝を挙げ自身初のサイ・ヤング賞を獲得した右腕は、今季2勝目はならなかったが、102球のうちストライクが74球とコントロールの良さは健在だった。米公式サイト『MLB.com』によると、試合後は「バットが振れていたし、その中でアウトを取れたことは大きかった。(かつての本拠地で)勝つことができて本当に嬉しい」と語っている。