【MLB】パイレーツ・マルテが劇的サヨナラ弾!今季本拠地初カードで3連勝スイープ
2017/04/10
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アトランタ・ブレーブス対ピッツバーグ・パイレーツが、9日(日本時間10日)にPNCパークで行われ、延長戦の末に6-5でパイレーツがサヨナラ勝ちした。
試合はまずブレーブスが仕掛ける。初回にダンズビー・スワンソンが左中間にソロホームランを放つと、2死二塁からニック・マーケイキスがレフト前タイムリーヒット。幸先良く2点を先制した。
一方のパイレーツも4回に反撃。2死二塁からジョシュ・ベルのタイムリーツーベースヒット、さらにジョーディー・マーサーもタイムリーヒットで続き、2-2の同点に追いつく。
試合はその後、両チーム2点ずつを取り合って4-4で延長戦に。10回表、ブレーブスは無死一、三塁からタイラー・フラワーズの内野ゴロの間に勝ち越しに成功。後続は倒れ追加点はならなかったが、1点差で最後の守りを迎えた。
しかしパイレーツも諦めない。ブレーブス5番手のホセ・ラミレスの前に、先頭のアダム・フレイジャーがセンターへツーベースヒットで出塁すると、続いて打席に入ったスターリング・マルテが初球の約158キロの速球を完璧に捉え、打球はセンターへぐんぐん伸びてサヨナラの逆転2ランホームランとなった。
米公式サイト『MLB.com』によると、マルテは試合後に「風が強く、打球の追い風になった」と話し、クリント・ハードル監督も「幸運にもより良い一日を過ごすことができた」と振り返っている。
パイレーツは開幕2連敗から一転、本拠地での今季初カードを3連勝でスイープし、貯金1としている。