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【MLB】ヤンキース・ピネダ、7回2死まで完全投球「この日を幸せに感じている」

2017/04/11

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Getty Images



 タンパベイ・レイズ対ニューヨーク・ヤンキースが、10日(日本時間11日未明)にヤンキー・スタジアムで行われ、ヤンキースが8-1で勝利。ヤンキース先発のマイケル・ピネダが7回2死までパーフェクトに抑えるなど圧巻の投球を披露した。
 
 ピネダは、初回を13球で三者凡退に抑えると、そこから波に乗ってレイズ打線をねじ伏せた。キレのある速球とチェンジアップ、そして縦に大きく変化するスライダーを駆使しながら、6回までに9奪三振。
 
 7回は先頭のコリー・ディッカーソンをこの日10個目の三振で打ち取ると、続くケビン・キアマイアーはレフトフライ。ここまで1人の走者も許さず、徐々に球場に緊張感が高まる中、主砲エバン・ロンゴリアに対して初球のインコースのスライダーを捉えられて、これがレフトへのツーベースヒットとなり偉業達成はならなかった。
 
 8回も続投したピネダは、1死からローガン・モリソンにソロホームランを浴び、この回途中で降板。7回2/3を被安打2、与四球0、奪三振11、失点1の好投で、マウンドを降りる際には本拠地開幕戦に詰めかけた満員のスタンドから盛大な拍手を送られた。
 
 打線は、3回にジャコビー・エルズバリーがタイムリーツーベースヒットを放ち先制。続く4回には期待の若手アーロン・ジャッジにソロホームランが飛び出し、1点を返された8回には一挙5得点と突き離しに成功して勝利を手繰り寄せた。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、試合後にピネダは「今日はニューヨークでの開幕戦で良い試合だった。この日を幸せに感じている」と話した。
 
 田中将大に開幕から勝ち星が付かず、先発投手陣には不安が漂っていたが、この日のピネダの好投は今後のレギュラーシーズンへ向けて大きな光明となった。



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