【MLB】上原、今季初黒星 打者4人に対し1死も取れずに3失点を記録
2017/04/17
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シカゴ・カブスの上原浩治投手が、16日(日本時間17日)のピッツバーグ・パイレーツ戦に登板。1対0とリードした場面での登板だったが、まさかの炎上。打者4人に対して1つもアウトが取れず、四球、2安打で失点3、自責点2とし、敗戦投手になってしまった。
カブスが1対0とリードした展開で迎えた8回表。上原は2番手として登板するが、先頭のジェイソに対して、ストライク先行しながらも四球を与えると、フレイジャーに対しては左翼線へ二塁打を放たれ、いきなりピンチを迎えてしまう。
続く代打のベルに対してはボール先行から再度四球を出し満塁。そして、1番・マーサーには詰まらせながらも外野の前に落とされ、1死も取れずに3番手のロンドンと交代した。
ロンドンは先頭打者を打ち取るも、続くマカッチェンはボテボテのゴロを一塁手のリゾが素早く本塁に送球するも、判定はセーフ。野選でさらに1点を失った。そして、ロンドンは続くフリースを右飛に打ち取るが、これを本塁へ思い切り送球したヘイワードが悪送球。三塁走者はタッチアップを狙ってはいなかったが、送球ミスの間に本塁へ生還。上原の走者が全て本塁を踏んだこととなった。
8回は結局3点を失ったカブス。上原には今季初、昨季7月以来の自責点が記録され、連続無失点試合は「21」で止まった。さらにチームは9回にも3失点し、そのまま1対6で敗戦。上原は敗戦投手にもなってしまった。
今季、初の失点を喫し、敗戦投手となった上原。ここまでは好投を重ねてきたが、この日はうまくいかなかった。次回登板ではしっかりと修正した姿を見せてくれることを期待したい。