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【MLB】岩隈、3回6失点KOも勝ち負けつかず チームはサヨナラ勝ち

2017/04/17

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Getty Images



 シアトル・マリナーズの岩隈久志投手が、16日(日本時間17日)に本拠地でテキサス・レンジャーズ戦に先発登板。前2試合では勝ち星はつかないものの、好投を見せていた岩隈だったが、この日は不調。3回を投げ、7安打、2三振、6失点でノックアウトされたが勝ち負けはつかなかった。なおチームは9回裏にサヨナラ勝ちを果たしている。
 
 初回の岩隈はわずか7球でレンジャーズ打線を3人で打ち取り、裏の攻撃でマリナーズは先制。勢いに乗りたかったところだったが、2回には1死から5番・オドーアに左中間を破られる二塁打を打たれると、続く打者には死球を与えてしまう。
 
 そして6番・秋に投じた初球の変化球を完璧にとらえられ、右翼スタンドへ3ラン本塁打を浴び、逆転を許す。後続はなんとか打ち取ったものの、チームが得点した直後に失点。嫌な流れとなってしまう。
 
 さらに、3回には1死から連打を浴び、一三塁とされると、前の打席で長打を浴びたオドーアは内野フライに仕留めたが、ルクロイに変化球をうまく中前に運ばれ1失点。秋には左翼ポール際に二塁打を放たれ、さらに2失点。結局この回も3失点とし、岩隈は交代となった。
 
 岩隈の3回ノックアウトは昨季8月29日のレンジャーズ戦以来の成績。今季は2試合で勝ち星は付いていないものの、安定した投球を見せていただけに悔しい投球となった。
 
 岩隈の失点で1対6とマリナーズはリードをされたが、3回裏にハニガーの3ラン本塁打で反撃をすると、6、7回にも得点を挙げ、同点に追いつき岩隈の負けを消した。
 
 9回にはマリナーズのディアスが失点をし、勝ち越しを許したが、9回裏に今季絶不調のWBC米国代表のダイソンがまたしても炎上。満塁を作ると、押し出しで同点に追いつかれ、4番・クルーズにサヨナラ内野安打を放たれ、マリナーズが8-7で勝利した。マリナーズはこれでレンジャーズにホームで3連勝。5勝8敗とし、地区4位へ浮上した。



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