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【MLB】昨季42発のツインズ・ドージャー、今季MLB初のランニングHRを記録

2017/04/17

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Getty Images



 シカゴ・ホワイトソックス対ミネソタ・ツインズが、16日(日本時間17日)にターゲット・フィールドで行われ、ツインズのブライアン・ドージャー内野手が今季MLB初のランニングホームランを記録した。
 
 0-0で迎えた5回、先頭打者として打席に入ったドージャー。ホワイトソックス先発のジェームズ・シールズ投手を相手にカウント1-2からの5球目のカットボールを捉えると、打球は左中間深くへ飛び、予めセンター寄りに構えていたレフトのジェイコブ・メイ外野手のグラブを弾いてグラウンドを転々とする。相手野手陣が処理する間にドージャーは三塁を回って一気にホームへ生還し、先制のランニングホームランとなった。
 
 ドージャーがホームに生還するまでにかかった時間は15.41秒で、米記録サイト『Statcast』によると、これはMLBで2015年から記録された19本のランニングホームランのうち10番目の速さだった。
 
 なお、これまで『Statcast』で記録されたランニングホームランの最速タイムは14.05秒で、同じくツインズのバイロン・バクストン外野手が昨年10月2日のホワイトソックス戦でクリス・セール投手(現ボストン・レッドソックス)から放ったものだ。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、ドージャーは試合後に「外野手が打球を弾いたのを見て、2番目のギアにするのを決めた。5番目までは上げられなかったが、いつもとは違うギアになった」と話している。
 
 マイナーでも打ったことはなく、プロでは自身初のランニングホームラン。昨季は42本のホームランを放った強打者のドージャーだが、今季第2号がメモリアルな“一発”となった。
 
 試合は、延長10回の末に3-1でホワイトソックスが勝利を収めている。



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