【MLB】ダルビッシュ2敗目 好投も6回に突如制球を乱し4失点
2017/04/19
Getty Images
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、18日(日本時間19日)に敵地でのオークランド・アスレチックス戦に先発登板。好投を見せていたが、6回途中で突如制球を乱し、5回1/3を82球、3安打、2四球、4失点を記録し、敗戦投手となった。これでダルビッシュは今季の成績を1勝2敗としている。
この日は立ち上がりから慎重に入り、2回を無安打無四球に抑えたダルビッシュ。3回にはこの日、初安打を許すが、続く打者をすぐさま注文通りの二ゴロ併殺打に打ち取り、走者を出しても崩れることなく自分の投球を披露した。
一方で、アスレチックス先発のトリッグスも好投。5回まで2安打とレンジャーズ打線を完璧に抑えたが、6回に味方のミスで出塁を許し、暴投で二塁に進めさせると、2番・アンドラスの中前適時打で1点を先制した。この安打も記録上は適時打だが、中堅手のミスで本塁に送球できないなど、不運が続いた失点となった。
さらに、相手の野選でもう1点の援護を得たダルビッシュだったが、6回裏には先頭打者を四球で出塁させると、9番・ロサレスに第1号2ランを浴び同点とされてしまう。さらに1番・デッカーに左中間を破られる二塁打を打たれ、続くアロンソを四球で歩かせ、ここで交代となる。
ダルビッシュと交代したバーネットは4番・デービスに犠飛を打たれ失点。さらに3番手のアルバレスもヒーリーに適時打を打たれ4失点。結局、この日のダルビッシュは5回1/3を82球、3安打、2四球、4失点を記録することとなった。
キャリアでは、昨季に初勝利を挙げたものの、1勝3敗、防御率5.72と苦手にしているオークランド・コロシアムだったが、この日は5回までは完璧な投球。しかし、6回に突如制球を乱し、そのままマウンドを降りてしまう。
試合は、7回から継投策に入ったアスレチックスがレンジャーズ打線を完璧に抑え、4-2で勝利。ダルビッシュには黒星がついた。レンジャーズは同率で最下位だったアスレチックスに敗れ、ア・リーグ西地区で単独最下位となっている。