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【MLB】上原、1回三者凡退と好投。カブスはラッセルの劇的サヨナラ弾で勝利

2017/04/20

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 ミルウォーキー・ブリュワーズ対シカゴ・カブスが、19日(日本時間20日)にリグレー・フィールドで行われ、カブスが7-4で勝利を収めた。カブスの上原浩治投手は8回から登板し、1回を完璧に抑える好投を見せた。
 
 上原は2点を追う8回に4番手として登板。先頭のキーン・ブロクストンをスプリットでレフトフライに打ち取ると、続くオーランド・アルシアは約141キロの速球で空振り三振。最後はカーク・ニューウェンハイスを約140キロの速球でサードフライに仕留め、この回わずか12球で三者凡退に抑えた。16日以来の登板だったが、2四球3失点と苦しんだ前回とは一転、完璧な内容で復調の様子を見せた。
 
 試合は、終盤にカブスが猛攻を仕掛ける。8回にアディソン・ラッセルのタイムリーヒットで1点差に詰め寄ると、9回にクリス・ブライアントのタイムリーヒットでついに4-4の同点とした。さらに2死二、三塁とチャンスが続き、打席に迎えるのはラッセル。ブリュワーズのクローザー、ネフタリ・フェリーズに対してカウント2-0からの3球目を完璧に捉えると、打球は左中間スタンド中段に突き刺さるサヨナラ3ランホームランとなった。
 
 劇的なサヨナラ勝利を飾ったカブスは、2連勝でこのカード3連戦を勝ち越し。地区2位の座を守った。一方、敗れたブリュワーズは継投で序盤のリードを守りたかったが、フェリーズが被安打3、与四球1、失点4と大誤算で痛い黒星を喫した。



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