【MLB】フィリーズ、世界一に輝いた08年以来の3者連続HRで鮮やか逆転勝利
2017/04/24
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アトランタ・ブレーブス対フィラデルフィア・フィリーズが23日(日本時間24日)にシチズンズバンク・パークで行われ、3者連続ホームランが飛び出したフィリーズが5-2で勝利を収めた。
1-1の同点で迎えた8回、フィリーズは、ブレーブス2番手のアロディス・ビスカイーノから先頭のマイケル・ソーンダースがツーベースヒットで出塁すると、続くシーザー・ヘルナンデスが右中間へ2ランホームランを放って勝ち越しに成功した。
さらにアーロン・アロサーも2者連続弾となるソロホームランをセンターへ叩き込むと、3番手で登板したイアン・クロールに対しても攻撃の手を緩めることなく、オデュベル・ヘレーラが左中間へソロホームランを放ち、この回3者連続ホームランで一挙4得点を奪い試合をひっくり返した。
鮮やかな逆転勝利を飾ったフィリーズは、ブレーブスを3タテのスイープ。4連勝として勝率を5割に戻した。米公式サイト『MLB.com』では、試合後のヘレーラのコメントを掲載。「(直前の2者連続弾に)確かに発奮させられた。ホームランを打とうとはしていなかったが、良いコンタクトをしたかった」と語っている。
フィリーズの3者連続ホームランは、世界一に輝いた年でもある2008年6月13日のセントルイス・カージナルス戦で記録して以来9年ぶり。当時は、チェイス・アトリー(現ロサンゼルス・ドジャース)、ライアン・ハワード、パット・バレルによって達成されている。