大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 他の日本人 » 【MLB】中後は2Aで絶好調 初勝利も挙げ、防御率は驚異の0.79

【MLB】中後は2Aで絶好調 初勝利も挙げ、防御率は驚異の0.79

2017/04/25

text By

photo

ベースボールチャンネル編集部



 アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下の2Aのジャクソン・ジェネラルズでMLB挑戦の2シーズン目を迎えている中後悠平投手がここまでで最高の成績を残している。
 
 24日(日本時間25日)現在で、7試合登板はチームトップタイ。4月12日にはノックアウトされた先発のあとを受け好リリーフ。3回1/3を2安打2三振に抑え、嬉しい2A初勝利も手に入れた。
 
 ここまでで11回1/3を投げ、1勝0敗1セーブ1ホールドの成績。防御率はなんと0.79だ。さらに奪三振は15と投球回数以上の数字を記録している。
 
 チームは2Aのリーグで現在首位の10勝6敗。中後は回跨ぎもできるリリーフとしても存在感を増している。中後のライバルになると思われていた中継ぎ左腕のミラーは大炎上があり、すでに2敗。左腕のモヤは中後以上の奪三振力を誇るが、1敗を喫していて、防御率は中後よりも上だ。
 
 ちなみに目をダイヤモンドバックスに向けてみると、現在の25人枠の中に中継ぎ左腕は2人。今季から中継ぎに転向しているデラロサと、チャフィンは共に好投を続けている。チームも下馬評を覆し、ナ・リーグ西地区で首位と僅差の2位につけている。
 
 以上のような状況からMLBの昇格はもう少し時間がかかるかもしれない。しかし、チームがプレーオフ争いに進むにつれて、中後のような変則左腕はチームに必要な存在となってくるだろう。昨季は変則右腕のジーグラーがシーズン途中まで抑えを務めていた。今季は中後がそのような存在になれるのか注目である。

 



error: Content is protected !!