【MLB】84年ぶり!リトアニア人メジャーリーガーがデビュー
2017/04/25
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ピッツバーグ・パイレーツに所属するドビーダス・ネベロースカス(Dovydas Neverauskas)が24日(日本時間25日)のシカゴ・カブス戦で4番手として登板。嬉しいメジャーリーグデビューを果たした。
父の影響で野球を始めたというネベロースカスはリトアニア出身の24歳。リトアニア生まれとしては1933年にフィラデルフィア・アスレチックスで2試合に出場したジョー・ザプスタス以来、84年ぶり2人目のメジャーリーガーとなった。生まれも育ちもリトアニアとなると彼が初の快挙である。
昨季は3Aで25試合に登板し、3勝4敗、防御率3.60だったが、今季は開幕から好調。5試合に登板し、防御率0.00、8回1/3を投げ被打率は.138だった。そして、月曜日に昇格。昇格した当日にメジャーリーグデビューとなった。
「野球が有名でないリトアニアに、野球を広めることができて嬉しい」と語ったネベロースカス。登板後のインタビューでは、「素晴らしい機会。リトアニアでも野球がプレーされていることを知られて、誰かが自分の後をついてくるかもしれない」と答えた。
この日の成績は2回を投げ、2安打、1三振、1失点の成績だった。試合はパイレーツが3-14で敗れている。
「この瞬間を待ち続け、努力を続けてきた。夢が叶って、とても興奮しているよ」MLBでも珍しいヨーロッパの本土出身のメジャーリーガー。挑戦はまだまだ続く。