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【MLB】前田健太、データが語る絶不調の真実。ど真ん中50%、“極甘”制球が強打者の餌食に

メジャー2年目を迎えたロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が苦しみを極めている。ここまで4試合に先発登板し1勝2敗、防御率8.05でローテーション落ちも危惧される。平均球速は上がっているのに、何故メジャーの強打者にことごとく弾き返されるのか。そこには、データから見える制球の甘さがあった。

2017/04/26

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制球が改善しなければ「復調」とは言えない

 前田は当初の予定よりも1日後ろにずれ、現地時間4月28日のフィラデルフィア・フィリーズ戦でマウンドに上がる。それまでに調整を施し、立ち直れるだろうか。またしても打たれた場合は、ブルペンに回されるよりもマイナーリーグに送られる可能性が高い。
 
 結果として抑えたとしても、制球がこれまでと変わらなければ復調とは呼べず、依然として不安は残る。そう考えると、復調の最短ルートはマイナーリーグできっちり調整することか。だが、ローテーションから外れると、そこに戻れるかどうかは他の先発投手にも左右される。ドジャースはフリオ・ウリアス投手を昇格させ、4月27日に先発させる。故障中のリッチ・ヒル投手も5月までには戻る見込みだ。

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