【MLB】田中、3年ぶり完封勝利!わずか97球でRソックス打線を沈黙させる
2017/04/28
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、27日(日本時間28日)に敵地フェンウェイ・パークで行われたボストン・レッドソックス戦に先発。わずか97球で完封勝利を収めた。
田中は、初回を三者凡退に抑える最高の立ち上がりを見せると、3回までわずか1安打とレッドソックス打線を封じ込めた。4回にマット・ホリデイの犠牲フライで1点の援護を受けた田中は、さらに投球のギアを上げる。
この日は打者を次々に打たせて取ったことで、8回まで88球と極めて少ない球数で抑えた田中。味方打線がさらに2点を追加し3-0で迎えた9回のマウンドにも登り、3人を9球で仕留めて完封勝利を飾った9回97球(ストライク72球)、被安打3、与四球0、奪三振3、失点0という内容だった。
田中のメジャーでの完封勝利は、デビューした年の2014年6月14日に行われたニューヨーク・メッツ戦以来3年ぶり。当時の球数は114球(ストライク76球)だった。
レッドソックスを相手に2戦続けて接戦をものにしたヤンキースは、この日試合のなかった首位ボルティモア・オリオールズとの差を1ゲームとした。
一方、敗れたレッドソックスは、先発のクリス・セールが8回を奪三振10、2失点と好投したが、打線が散発3安打で田中の前に三塁を踏むことができなかった。