【MLB】緩急自在の投球で完封勝利のヤンキース田中「全ての球種が良かった」と胸張る
2017/04/28
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、27日(日本時間28日)に敵地フェンウェイ・パークで行われたボストン・レッドソックス戦に先発し、3-0で自身3年ぶりの完封勝利を収めた。
わずか97球、アウト27個のうちゴロを打たせて取ったものが併殺打を含めて16個という省エネピッチングを見せた田中は、試合後に地元テレビ局『YES』のインタビューに対し以下のように答えている。
「(レッドソックス先発のクリス・セールは)リーグを代表する投手なので、そういう相手に0を積み重ねていこうという気持ちだった。今日はトータルで全ての球種が良かった。それを上手く(捕手の)ロマインがリードしてくれた」
9回を被安打3、与四球0、奪三振3、失点0という内容で今季3勝目を挙げた田中。この日は、昨季までは投球数が少なかった一般的に「ストレート」と言われる速球の4シームを初回から多投し、その他にも2シーム、カーブ、スライダー、スプリットを自在に駆使しながらレッドソックス打線を手玉に取っていた。