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【MLB】前田健太、104球中75球ストライクの投球をド軍監督が絶賛。「配球が非常に良かった」

2017/05/12

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手は、10日(日本時間11日)に本拠地でピッツバーグ・パイレーツ戦に先発登板。前田はドジャース移籍後最長となる8回1/3を投げ、被安打5、5奪三振、無四球、2失点という内容で今季3勝目(2敗)を飾り、チームの5連勝に貢献した。
 
 前田はメジャー初完封まであとアウト3つと迫っていたが、9回先頭のジョシュ・ハリソンに安打で出塁を許し、続くフランシスコ・セルベリに2点本塁打を浴び、後続のアンドリュー・マカッチェンから空振り三振を奪ったところで交代となったが、勝利を呼び込む圧巻の投球を披露した。
 
 この前田の好投を地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」では絶賛し特集を掲載。記事では、この日の前田の投球を「ほぼ完璧な投球」と称賛している。
 
また、同記事ではドジャースのロバーツ監督のコメントを紹介している。
 
「前田は効率よくストライクゾーンに球を集めていて、配球が非常に良かった。彼はストライクゾーンを全て使いこなしていて、本当に最後まで投げさせたいと思っていた」
 
 この日の前田は投じた104球の内75球がストライクと制球が安定したことを指揮官も絶賛。ストライク先行の投球で四球を出すこともなく、パイレーツ打線を手玉に取った。
 
 今季、開幕から不調でローテ落ちまで示唆されていた前田。しかし、5月に入り調子を上げてきて、4月28日の登板前まで8.05だった防御率が、ここ3試合の好投で5.03まで回復した。
 
 不調から脱却し、ヒルや柳など離脱が続くドジャース先発陣を支えている前田健太。昨季、開幕からただ1人ローテーションを守り抜いた男の存在感は、日に日に高まっていくことだろう。



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