【MLB】元DeNA・グリエルの髪型、米国で話題に「重力を無視している」
2017/05/12
Getty Images
元横浜DeNAベイスターズで、現在はMLBのヒューストン・アストロズに所属するユリエスキ・グリエル内野手が「重力を無視した髪型」をセットしていることで話題となっている。4月25日にはMLB公式の動画サイト『Cut4』が髪型について特集。そして、11日のヤンキース戦でも試合中にグリエルの髪型がカメラにピンポイントで抜かれた。
チームメイトのジョージ・スプリンガーが試合前にセットしているという髪型は、なんとヘルメットを被っていても崩れないのだ。『Cut4』では彼の髪型が重力に逆らい、どのように維持しているのかを“ミステリー”だとして、結論付けていた。
そして、11日のヤンキース戦では、ベンチに座っているグリエルがカメラに抜かれたのである。解説のポール・オニールが、「あの髪型には何か入っていると思う。そうじゃなきゃあんなに立たないよ」と聞くと、すかさず実況が「あれは何かの製品でセットしているよ」と答えた。「ちなみに風が吹いていたら、このようなボサボサにはならないよね」とフォローし、さらに自分たちの髪型の歴史について語り始めた。
髪型でヤンキースの実況陣を驚かせたグリエルだったが、この日の成績は4タコ。さらに、一塁手としては致命的な二塁手からの何でもない送球を落とし、失策を犯してしまう。試合はアストロズが勝利したが、失策は失点へと繋がってしまった。
さらに、5月の打撃成績は打率.147と絶不調で、今季は打率.274、2本塁打、9打点を記録。成績は髪型のように上り調子であるとはいえない状態である。ア・リーグ西地区で独走中のアストロズであるが、彼が実力を発揮できれば、ワールドシリーズ進出はさらに近づいてくるだろう。