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【MLB】元阪神・呉昇桓が12試合連続無失点で今季10セーブ目を記録。セーブ成功率は驚異の91%

2017/05/14

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 セントルイス・カージナルスの呉昇桓投手が、13日(日本時間14日)のシカゴ・カブス戦の9回に4番手として登板。1安打を浴びるも1イニングを無失点に抑え、今季10セーブ目をマークした。
 
 呉は開幕から3試合連続失点で防御率12.27という最悪のスタートを切ったが、今季6登板目となる4月18日の試合から12試合連続無失点を記録し、防御率も2.89まで回復した。また、11回のセーブ機会で10回のセーブを記録しており、成功率は約91%と非常に高い数値をマークしている。
 
 昨季、呉は76試合に登板し、79回2/3を投げ6勝3敗19セーブ11ホールド、103奪三振、20四死球、防御率1.92という成績を残し、獅子奮迅の活躍でチームを支えた。
 
 呉はMLB1年目ながらカージナルスのブルペン陣で最も安定した投球を続けていたこともあり、不調や故障に悩まされていたトレバー・ローゼンタールに代わりクローザーに昇格し、結果を残し続けた。
 
 呉は昨季の活躍もあり、今季は開幕からクローザーとして起用。ナ・リーグ中地区首位を走るチームの守護神としてアウトを奪い続けている。
 
 韓国・日本球界で守護神として君臨し、米球界でも守護神として実力を発揮し続けている呉。2季ぶりの地区優勝に向け、7月に35歳を迎えるベテラン右腕の存在感はますます高まってくるだろう。



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