【MLB】“虎キラー”ダルビッシュ有、5回2失点の粘投で5勝目を記録 タイガース戦は通算7戦7勝
2017/05/22
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テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、21日(日本時間22日)に敵地でのデトロイト・タイガース戦に先発登板。5回を投げ、105球、5安打、2失点、4四球、7三振の粘りの投球で、5勝目(2敗)を記録した。
通算では6試合に投げ、6勝0敗と得意にしているタイガース戦。ダルビッシュは、1点を先制してもらった初回に、タイガースの1番・キンズラーに左翼スタンドへ同点本塁打を許す。さらに、制球を乱し、四球2つと安打で満塁のピンチとなるが、ここをカスティアノスとコリンズを打ち取り、勝ち越しを許さず。
レンジャーズが1点を奪って勝ち越しに成功した2回裏には、タイガースの主砲のカブレラに中前適時打を打たれ、すぐさま2-2と追いつかれる。3回はこの日初の三者凡退。しかし、4回にはピンチでまたもカブレラの打順となるが、ここは大きく曲がるスライダーで二ゴロに打ち取り、粘りの投球で無失点に抑える。
すると、5回表にレンジャーズのナポリがバックスクリーンに特大の勝ち越しソロ本塁打を放ちダルビッシュを援護。5回裏は変化球を中心に組み立て2三振を奪い、105球で降板した。この日の7つの三振のうち5つをスライダーで奪ったように、この日は変化球の変化量の大きさが目立った。
レンジャーズは6回表にコズマのソロ本塁打でリードを2点差に広げると、救援陣がリードを守りきり、さらに9回にはルクロイの適時打で差を広げ、5-2で勝利した。
この日の白星でダルビッシュは、4月23日以降は6試合に投げ、負けなしの4連勝を記録。また、タイガースを相手には登板7試合で7勝目を飾り、“虎キラー”を見せつけた。