【MLB】前代未聞!レッズvsロッキーズの試合中に放送席に乱入してきた鳥にインタビュー
2017/05/22
Getty Images
MLBの試合中にファンや監督・選手へインタビューをする姿はよく見ることができるが、鳥へのインタビューとなると前代未聞だ。21日(日本時間22日)に行われたシンシナティ・レッズ対コロラド・ロッキーズの試合中に、現地放送局の『Foxスポーツ・オハイオ』のトム・ブレナマンアナウンサーが、放送席に飛び込んできた鳥へのインタビューを試みた。
6回裏に突如放送席に飛んできてアナウンサーのイスに止まった鳥は、人が近づいても逃げる様子を見せない。この状況にアナウンサーは、「若い人たちは気持ちが分からないかもしれないが、この鳥は奥さんから逃げてきたに違いない」と近くのネットに止まっている他の鳥を指差しながら実況。さらに、鳥の名前を、鳥が来てからレッズ打線が上向きなことになぞらえて、「ラリーバード」と名付けた。
さらに7回表になっても、鳥が逃げる様子はなく、ついにアナウンサーがインタビューを試みる。アナウンサーは、「あなたが現れたからレッズは3点を入れました。あなたは野球のファンですか?いつも放送席に来たかったのですか」と聞くと、鳥は「僕はラリーバードさ。ただのんびりしているだけ」とアニメ風の声で回答した。もちろん、鳥役の声は誰かが被せたものであるが、それでも前代未聞だ。
Interviewing a bird … We’ve now seen it all.
? ? https://t.co/W3SACK6uQi pic.twitter.com/MSgk0TuiDh
— MLB (@MLB) May 21, 2017
また、奥さんが近くのネットに止まっていることや、なぜラジオのブースに行かないのかなどを聞き、インタビューは終了。現地の放送局には「鳥が来る前(5回):1得点、2安打。来てから:3得点、3安打(2本塁打、1三塁打)」というテロップまで流された。
結局、試合は4-6でレッズが敗戦。奥さんから逃げてきたラリーバードの力だけでは足りなかったようだ。しかし、一連のインタビューは多くのファンを楽しませることに成功した。