【MLB】イチローは15戦ぶりの先発で1安打2打点 史上96人目となるMLB通算1400得点も達成
2017/05/24
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マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が、23日(日本時間24日)に敵地で行われたオークランド・アスレチックス戦に「9番・左翼」として15試合ぶりの先発出場。5打数1安打2打点とし、5月9日以来となる11打席ぶりの安打を放った。イチローの活躍などでマーリンズも11-9で勝利し、5月で5勝目となる白星を手にした。
初回に1点を先制したマーリンズは、2回表には2死二三塁とチャンスを作り、イチローに打席が回ってくる。ここでイチローはハーンの2球目の変化球をしっかり捉え、一二塁間へ右前2点適時打を放った。さらに、イチローは続くゴードンの右中間への適時三塁打で本塁へ生還。これがMLB史上で96人しか達成していない通算1400得点目となる節目の得点となった。
第2打席は三邪飛に倒れたイチローは、4回裏には守備で華麗なスライディングキャッチを披露する。そして、5回表に2死一三塁と再びチャンスで回ってきた第3打席では、止めたバットにボールが当たり投ゴロに倒れた。
7回表の第4打席では、左腕のコーロンビーの変化球に手が出て空振り三振。9回表の第5打席では一ゴロに倒れ、この日を5打数1安打2打点で終えた。イチローにとってはこの日の安打でMLB通算3039本目の安打となった。また、イチローはイェリッチの負傷で中堅手へと守備をスイッチしたが、9回裏には中前打の判断を見誤り、単打を二塁打にしてしまうミスを犯してしまい、少し後味が悪い試合となった。
試合は、マーリンズが先発全員安打で3回までに7点を獲得し、7回にはボーアが5月で8本目となる本塁打を放つなど19安打を集め11-9と勝利した。