【MLB】パドレス対Dバックスの試合中にドローンが客席に直撃 あわや大惨事に
2017/05/24
Getty Images
日本時間22日にサンディエゴで行われたパドレス対ダイヤモンドバックスの試合中に、コントロールを失ったドローンが球場に飛来した。7回表に球場のカメラが捉えたドローンは、猛スピードで観客席へ飛んで行き、3階席の観客が座っている隣の空席に直撃し飛行停止。あわや観客に当たり大惨事となるところだった。
この件に関して、MLBの広報担当者は、「地元警察と協力して、状況を確認しています。MLBのすべての球場ではドローンの持ち込みは禁止されています」と声明を発表した。
また、サンディエゴの地元テレビ局の『Fox 5 サンディエゴ』によると、ドローンは球場の客席に当たった後、駐車場の方面へと戻っていき、近くの警官が追いかけると、20代くらいの男性が操縦しているのを見つけたという。
警官が男性に話しかけると、怖がった様子で、ドローンのコントロールを失って、誰も傷つけるつもりではなかったと答えたとのこと。同テレビ局によると、サンディエゴでは今年の4月にドローンに対する規制を強化したばかりで、男には最高で1437ドル(約16万円)の罰金が科されることとなる。