【MLB】ブレーブスの新球場で試合中に警報が鳴り響く 誤作動もファンは騒然
2017/05/24
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今シーズンからアトランタ・ブレーブスの新球場として使用されているサントラスト・パークで、23日(日本時間24日)のピッツバーグ・パイレーツとの試合中の3回表に、突然球場内に警報が鳴り響き、危険を知らせるメッセージが球場のスクリーンに映し出された。約5秒間鳴り響いたあと、警報は止まったが、前日に英国・マンチェスターで起きた爆破テロのこともあり、球場は一時騒然となった。
アトランタの地元紙『AJC』によると、警報と同時に、球場内のスクリーンには、「警告:この建物で危険が報告されました。近くの出口か非常口を使って建物から避難してください。エレベーターは使わないでください」とのメッセージが映し出されたという。
一方で、警報が鳴り響いたあと、先発投手のディッキーは怪訝そうな顔をしたが、主審は試合を中断せず。次の投球まで少し時間はかかったが、試合進行には影響は出なかった。
サントラスト・パークはすぐにツイッターを更新し、警報は誤りだったことを認めた。さらに、球場でも警報が間違っていたことをお詫びするメッセージが流されたという。
『AP通信』によると、警報の誤作動は球場内のレストランで起こったファン同士の喧嘩が理由で作動してしまったとのこと。しかし、他の客に危害を加えるようなことではなかったと報じられた。
ちなみに、警報では試合は中断しなかったが、その後は雨の影響で約3時間試合が中断され、再開されたのは24日の深夜0時過ぎとなってしまった。試合は、ブレーブスが9回裏にアダムスのサヨナラ適時打によって6-5で勝利した。