【MLB】田中将大についてヤ軍GM「怪我の兆候はなく、検査の必要なし」
2017/05/26
Getty Images
ニューヨーク・ヤンキースに所属する田中将大投手について、25日(日本時間26日)にヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが直接コメントを発表した。
直近2試合で、4回2/3で7本塁打、14失点を喫している田中。その前の5試合では5勝0敗だっただけに突然の大乱調にファンも驚いている。
その田中に対し、米人気ドラマにかけて、「CSIブロンクスが終わった」としたキャッシュマンGM。田中の不調の謎を解明したと明かし、「絶好調のときと、今の不調を比べ終わった結果、異なる点はスプリットのキレと、直球のコントロールだ」と記者にコメントした。
また、田中が怪我をしているのではないかという疑問に対しては「様々な角度から田中を分析したが、怪我の兆候は見当たらなかった」として、「彼自身も怪我をしていないことを知っているし、投手コーチもまた田中が怪我をしているとは感じていない」と答えた。
一方で、田中に対してMRIなどで詳細の検査をするべきという意見に対しては、「田中を分析した結果、そして上層部からの観点からも、そのステップに入る理由はない」として、「もちろん必要だったら我々は恐れずに検査を行うし、明らかに不必要だとしたら検査はしないだろう」と即座の検査を否定した。
田中の次回登板は、26日(日本時間27日)のオークランド・アスレチックス戦での予定である。キャリアでは3戦3勝で防御率は1.31と非常に得意にしているだけに、好投をして周囲の不安を吹き飛ばしたいところだ。