【MLB】マーリンズ買収に新展開 有力候補のブッシュ氏「すでに興味をなくしている」
2017/05/31
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マイアミ・マーリンズの買収問題に新展開だ。現地時間30日に『AP通信』は、元フロリダ州知事で第43代大統領ジョージ・W・ブッシュ氏の弟のジェブ・ブッシュ氏がマーリンズの買収について、「すでに興味をなくしている」と関係者からの話として報じた。
ブッシュ氏は、元ニューヨーク・ヤンキースのスター選手であるデレク・ジーター氏らと共にマーリンズの買収を目指す最有力として報じられてきたが、ブッシュ氏の撤退で、ジーター氏は他の投資家を探さなければならない状況へとなってしまった。
撤退に伴い、マーリンズ買収の最右翼は現時点では殿堂入り投手であるトム・グラビン氏も参加するタグ・ロムニー氏のグループであると報じられている。
買収額は、『ブルームバーグ』によると13億ドル(約1450億円)とも言われ、巨額の資金が動く球団買収騒動。ビッグネームの一人が撤退したことによって、ジーター氏がどのように動くのか。改めて全米から注目が集まっている。