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【MLB】バットボーイに接触で落球もアウトにならず コリンズ監督激昂で退場に

2017/06/02

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Getty Images



 1日(日本時間2日)に行われたニューヨーク・メッツ対ミルウォーキー・ブリュワーズの試合の4回表にメッツのテリー・コリンズ監督が退場となった。
 
 4回表、2-0とブリュワーズがリードした状況で、1死満塁からブリュワーズのソガードが三塁のファウルグラウンドにフライを打ち上げる。メッツの三塁手のフローレスが捕球体勢に入るが、近くに座っていたバットボーイが椅子と一緒に避けようとした際にフローレスの肘に接触。フローレスはフライを取り損ねてしまった。
 
 一度は守備妨害として判定されたが、審判団の協議の結果、故意ではなかったとしてセーフに判定を覆す。この判定に対し、メッツのコリンズ監督が激昂し、退場となった。
 
 試合後に、コリンズ監督は「バットボーイやボールボーイはグラウンド上にいることを許されているので、彼らが避けようとしたときに当たってしまうのは正当化できる。でも、私が言いたかったのは、あのキャッチは普通のキャッチだ。もし、難しいプレーだったら話は別だった」とインタビューに答えたと、地元紙の『ニューズデイ』は報じている。
 
 また、バットボーイに当たってしまったフローレス本人は、「彼はわざとじゃないよ。彼に怒ることはできない。避けようとしたけど、間違った方向へ行ってしまっただけだ」とバットボーイを擁護した。
 
 ちなみに、打ち直しとなったソガードは遊ゴロ併殺打を放ち、結果的には満塁のピンチを無失点でしのいだのだが、試合はメッツが反撃できずに1-2で敗れている。メッツは23勝29敗。地区2位ながらも首位ナショナルズとはすでに10ゲーム差と厳しい戦いが続いている。



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