【MLB】前田、4回2失点で3敗目 3戦連続で“鬼門”の?初回に失点
2017/06/05
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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、4日(日本時間5日)に敵地にてミルウォーキー・ブリュワース戦に先発登板。4回を投げ、92球、2安打、3四球、7三振、2失点で今季3敗目を喫した。
前田は初回に、ブリュワーズのテームズに甘い変化球を捕らえられソロ本塁打を被弾。3戦連続(今季5度目)で初回から点を失うスタートとなる。後続も塁に出すも0点に抑えたが、初回から30球を要する苦しい投球となった。
2回にも四球と死球でピンチを作ると、ソガードに適時打を浴び2失点。その後は立て直し、2回を無失点に抑え、三振の山を築くが、球数があまりにも多すぎたため、4回終了時に降板。結局この日は、4回を投げ、92球、2安打、3四球、7三振、2失点という成績だった。
試合後にドジャースのロバーツ監督は記者からのインタビューで、「前田がさらに多くの回を投げるのを見たかったが、選択肢がなかった。強打者相手にも、弱気の投球が多かったので、直さなければならない」と語った。
今季、3度目の4回でマウンドを降りてしまった前田。球数は今季で3番目に多い92球だったが、まだまだ指揮官の信頼を勝ち得ることができていない。1回でも多くのイニングを投げられるように次回登板は修正したいところだ。