【MLB】絶好調アストロズ、シーズン117勝ペース 2001年マ軍のMLB記録を超えられるか
2017/06/05
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ヒューストン・アストロズが絶好調だ。4日(日本時間5日)のテキサス・レンジャーズとの試合も7-2で勝利し、10連勝を記録。今季の成績を57試合で41勝16敗と早くも貯金を25作り、勝率をMLBの中で断トツ1位の.719としている。
そして、この日の勝利で、162試合換算をした際に117勝となり、計算上ではMLB記録の2001年のシアトル・マリナーズ(116勝46敗)を超えることとなる。
今季のアストロズは投打ともに絶好調で、投手陣は9勝0敗のカイケル、5月無敗のマックラースがチームを引っ張っている。野手陣ではおなじみ安打製造機のアルトゥーベとコレアが3割超え、1番のスプリンガーがリーグ3位の16本塁打、そして青木宣親も渋い打撃でチームに貢献をしている。
一方で、2001年のマリナーズは新人王とMVPの同時受賞をしたイチローをはじめ、MVP級の活躍をしたブーンや、100打点を超えたDHのマルティネス、投手陣は4人が15勝を超えるなど、豪華な布陣でMLB記録を打ち立てた。
ちなみに、マリナーズは同じ57戦目では45勝12敗の記録。現在のアストロズより上回るペースで勝ち星を積み重ねていたが、その後は少し失速。それでも116勝を記録し、堂々のMLB記録を打ち立てた。しかし、プレーオフではリーグ優勝決定戦でヤンキースに1勝4敗と敗北。チーム史上初となる世界一には届かなかった。
今季のアストロズの強さはどこまで続くのか。全米から注目が集まっている。