【MLB】田中、ライバル球団首脳陣の通算219勝投手からも心配の声「良くなっていないように見える」
2017/06/07
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今季、好投と炎上を繰り返し、安定感を欠いているニューヨーク・ヤンキースの田中将大。今季成績は、5勝5敗で防御率6.34となっており、直近4試合では4連敗、防御率11.21と精彩を欠いている。
そのような状況の中、米国・CBSニューヨークでは、6日付でボストン・レッドソックスの特別GM補佐を担当している通算219勝投手のペドロ・マルティネス氏が田中についてツイッターで発言したことを紹介。
マルティネス氏はドジャースでメジャーデビューを果たし、レッドソックス、メッツ、エクスポズ(現ナショナルズ)で活躍。2000年シーズンには平均防御率が4.76という中で、防御率1.74と驚異的な成績を残し最優秀防御率のタイトルを受賞するなど、18年間のキャリアで先発投手として圧倒的な実績を残してきた。また、MLB最多タイとなる8試合連続2桁奪三振の記録保持者でもある。
田中の次回登板は6日(日本時間7日午前8時05分)のレッドソックス戦となっている。このカードはア・リーグ東地区首位のヤンキースと2ゲーム差で2位のレッドソックスの直接対決となっており、直接対決を前に不調に苦しむライバル球団のエースの現状について思うところがあったようだ。
マルティネス氏は自身のツイッターで「私は、ヤンキースは田中についてパニックに陥っている時期だと思う。田中の本来の投球も見られてないし、東地区は非常にタフな接戦となっているしね。そして、田中の状態は良くなっていないように見える」とコメント。そして、今季のここまでの投球を見て、今後の復活に疑問符を投げかけている。
前回のレッドソックス戦では、わずか97球で完封勝利を上げている田中。前回登板の雪辱を果たし、ライバル球団の大投手を唸らせる投球を見せることは出来るだろうか。