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【MLB】Rソックス解説の田中への発言が波紋「通訳を連れて行くべきではない」「野球の言語を学べ」

2017/06/07

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 ヤンキー・スタジアムで6日(日本時間7日)に行われたニューヨーク・ヤンキース対ボストン・レッドソックスの試合で、ボストンの地元の放送局の『NESN』で解説を行っていたジェリー・レミー氏が、ヤンキースの田中将大投手に対し「マウンドに通訳を連れて行くのを禁止すべきだ」と発言し波紋を呼んでいる。
 
 問題の発言は4回表に起きた。ヤンキース先発の田中が4回表にラミレスにソロ本塁打を打たれると、ヤンキースのロスチャイルド投手コーチと、田中の専属通訳の堀江慎吾氏がマウンドに向かうと、いくつかの会話をして、マウンドから離れた。
 
 その様子を見たレミー氏は「マウンドに通訳を連れて行くのを禁止すべきだ」と発言。実況のデーブ・オブライエン氏が「なぜそう思うのか」と質問すると、少し間を置いて、「野球の言語を学べ。とても単純だし、簡単で分かりやすい」と答えた。
 
 オブライエン氏は、「おそらく、ニュアンスの違いを避けるために連れている」と説明すると、レミー氏は「もしかしたら私は少数派かもしれない。ただ自分の気持ちとして、必要ないと考えただけなんだ」とした。
 
 この発言に対し、SNS上では「人種差別的コメント」などと波紋が広がり、レミー氏のアカウントへは批判が殺到している。田中にとっては思わぬところで論争に巻き込まれることとなった。なお、この日の田中は5回を投げ5安打、3本塁打、5失点の成績で6敗目を喫し、自身5連敗としている。



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