【MLB】ダルビッシュ、圧巻の7回1失点投球で6勝目 MLB最高打率の打線相手に被安打「1」
2017/06/13
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テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、12日(日本時間13日)に敵地でのヒューストン・アストロズ戦に先発登板。7回を投げ、103球、1安打、3四球、4三振、1失点で6勝目(4敗)を挙げた。
6月は2試合に先発登板してまだ勝ち星がないダルビッシュ。この日の登板は初回から内野ゴロ3つで三者凡退に打ち取ると、2回には味方が2点を先制する。
早くに援護をもらったダルビッシュは2回には4番のコレアからこの日初三振を奪う。3回には、この日初の走者を四球で出して、青木との対戦となるが、初球を二ゴロに打ち取る。
ダルビッシュは4回には変化球で2三振を奪い、無安打投球を続けるが、5回に先頭のベルトランを歩かせると、2死二塁からブレグマンに左前適時打を打たれ、この日初の安打と失点を記録。しかし、青木を再び打ち取り、流れは断ち切った。
すると直後の6回表にこの日は守備で貢献しているベルトレが右中間へ適時二塁打を放ち、ダルビッシュを援護。6回には四球を出すが無失点。そして7回はマキャンから三振を奪うなど、三者凡退に抑え、この回限りでマウンドを降りる。
この日のダルビッシュの成績は7回を投げ、103球、1安打、3四球、4三振、1失点。完璧な投球で後続に託した。するとチームは8回にマザラの3ラン本塁打で追加点を挙げ、6-1で勝利。ダルビッシュの6勝目が記録された。
登板4試合ぶりに白星を挙げたダルビッシュ。MLBトップの打率.277のアストロズ打線を寄せ付けない圧倒的な投球だった。今後の登板にはますます期待がかかる。