【MLB】WBC蘭代表ジャージェンス、薬物違反で80試合の出場停止 強化試合では大谷に被弾
2017/06/16
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MLBは15日(日本時間16日)、ロサンゼルス・ドジャースの傘下に所属するジェイアー・ジャージェンス投手を薬物規定違反により80試合の出場停止処分を科すと発表した。
ジャージェンスはこの春に行われたワールド・ベースボール・クラシックではオランダ代表として活躍。3試合に登板し、1勝0敗、防御率2.38の成績だった。また、昨年秋に行われた侍ジャパンとの強化試合には先発登板。4回2/3を投げ、北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手に本塁打を打たれるなど4失点の成績だった。
ジャージェンスはMLBのマウンドには2014年以降上がっていないが、キャリア8年間では53勝38敗の成績。22歳のシーズンの2008年には彗星の如くアトランタ・ブレーブスに現れ、13勝10敗、防御率3.68の成績。また、2011年には23試合に登板し、13勝6敗、防御率2.96に球宴出場と活躍した。
2016年シーズンは台湾の統一セブンイレブン・ライオンズに所属。そして、今年からアメリカに再び戦いの場を移して、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んでいた。今季のここまでの成績はトリプルA級で4勝3敗、防御率4.64だった。
ジャージェンスの処分で、今季マイナーリーグ全体で出場停止処分を科された選手の数はすでに42人目となっている。その中には昨季、広島東洋カープに所属したスティーブ・デラバー投手の名前も含まれている。