【MLB】復帰が遅れる岩隈久志「100点満点中40点の出来」「全然良くない」
2017/06/21
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右肩の炎症のために故障者リスト入りしているシアトル・マリナーズの岩隈久志投手。19日(日本時間20日)にトリプルA級でリハビリのための登板を行ったが、全快には程遠いようだ。シアトルの地元紙の『シアトル・タイムズ』が伝えている。
19日に登板した岩隈は2回を投げ45球、4安打、2四球、3三振、4失点の成績だった。登板後に岩隈は、「100点満点中40点の出来」と通訳を介して答え、「全然良くはなかった。コントロールも悪い。いくつか良い点もあったので、調整しながら前に進んで行きたいです」と自分の状態を説明した。
この結果を受けて、マリナーズのサービス監督は、復帰予定だった土曜日のアストロズ戦に岩隈を登板させないことを決断。代わりにもう1試合マイナーリーグで調整登板を行わせるという。
「我々は正しいことをする必要がある。(もう1試合投げさせることで)立ち直ってくれるといいね。今の岩隈はまだMLBで投げる準備ができていない」
岩隈の次の調整登板の日程はまだ決まっていないようだ。サービス監督は1日や2日、多く休みを取らせて、岩隈を投げさせるとしている。また、岩隈がMLBへ戻ってくるかどうかはその登板を見て決めるという。
今季は6戦に投げて未だ勝ちなしの岩隈。MLBでの6シーズン目は大きく出遅れている。後半戦には万全な状態の岩隈の投球を期待したい。