【MLB】イチロー、史上最年長中堅先発に指揮官「走ってもよし、投げてもよしで最年長とは思えない」
2017/06/26
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マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が、25日(日本時間26日)のシカゴ・カブス戦で、「1番・中堅」でスタメン出場。リッキー・ヘンダーソン氏が持つ中堅手としての最年長スタメン記録(43歳211日)を破り史上最年長の43歳246日でのスタメン出場となった。しかし、スタメン起用したドン・マッティングリー監督は寝耳に水だったようだ。
マーリンズの公式サイトによると、「本当か?」と記録について聞かされた監督は驚いた様子で語ったようだ。「彼は40歳台のようにプレーをしない。走ってもよし、投げてもよしだからね。最年長のプレーとは感じなかったよ」
また、マッティングリー監督は、イチローの中堅での起用には全くの迷いがなかったようだ。
「もちろん彼が中堅より右翼の方が守りやすいのは知っている。でも、彼をどのような状況で使うにしても、全く怖くはないんだ。なぜなら、イチは毎日努力をして、プレーができるように準備をしているからね。捕球位置や送球する塁を間違えるといった心配は一瞬も頭をかすめないよ」
この日は、4打数無安打だったが、初回に失策で出塁すると、先制点のホームを踏んだイチロー。43歳になってもトップレベルの舞台でフィールドを駆け回る姿は我々に勇気を与えてくれる。