【MLB】上原、今季10ホールド目 2年連続キャリア4度目の2桁ホールド
2017/06/27
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シカゴ・カブスの上原浩治投手が、26日(日本時間27日)に敵地でのワシントン・ナショナルズ戦に5日ぶりに中継ぎ登板し、2/3回を1安打無失点に抑え、今季10ホールド目を獲得した。
前回登板はMLB移籍後初となる押し出し四球を献上し、敗戦投手になった上原。この日は2-0とカブスが2点をリードした8回表に中継ぎで登板し、先頭のリンドを遊撃手バエズの全力疾走のスーパープレーで遊邪飛に打ち取ると、続くターナーは中飛に抑える。
続くグッドウィンにはバットを折りながらも左前へポテンヒットを打たれ、3番のハーパーの打席で、マドン監督は交代を決断。通算では1打数無安打と打たれているわけではないが、左腕のダンシングを左打者のハーパーに当てた。しかし、ハーパーに内野安打を打たれ、ピンチを迎える。
すると、監督はジマーマンの打席でダンシングを下げ、グリムに託すと、ジマーマンを三ゴロに抑え、この回を無失点に抑えた。この日の上原は2/3回を投げ1安打無失点となり、今季10ホールド目が記録された。
上原の2桁ホールドはキャリアで4回目。昨季は18ホールドを記録し、キャリアハイは2011年の22ホールドとなっている。
試合は、9回表にカブスが3点を追加しリードを広げる。9回裏にナショナルズ打線にクローザーのデービスなどが捕まり、4点を返されるが、カブスが逃げ切りナ・リーグ東地区首位のナショナルズに5-4で勝利した。